ブログ・ドクターコラム

何歳から矯正治療ってできるの?

2019年08月19日

時期が早いケースでは、乳歯でも治療を受ける場合があります。ただし子供の顎の骨格によっては、すぐに治療できない場合もあり、適切な時期に治療をすることが大切です。

もちろん年齢が若いほど身体が成長し、歯も動きやすいため、積極的な治療が可能なこともあります。

 

もし大人になってからの治療した場合ではどうでしょうか。年齢が若い時に比べると歯が動きにくいため、治療が長期化する場合があります。

 

またすぐに矯正治療ができない場合もあります。

例えば親知らずを抜く必要があったり、抜歯が必要な時もあります。そうなると通院が多くなり、大人になってからの治療は長期にわたって続くため、治療費も高くなりがちです。

また歯は後戻りという、元の場所に戻ろうとする性質があります。長い時間間違った位置にあった歯は、正しい位置に動かしてもその分後戻りが起きやすく、装置をはずした後もマウスピースをはめるなど、管理が必要です。

このように大人になってからの治療するよりは、少しでも早く治療をすることが大切です。

 

しかし早ければ全ての人が治療を受けられるわけでもありません。子供の成長スピードもそれぞれです。

重要なのはそれぞれに必要な矯正治療のタイミングを見極めることです。歯並びが気になったらまずは相談に行き、治療計画を聞きましょう。

 

子供のうちから矯正治療を受けることにより、正しいかみ合わせができ、食べ方の癖を治すきっかけにもなります。そして少しでも長く笑顔で過ごせる時間が増えていきます。

銀歯のデメリットって知っていますか?

2019年08月12日

銀歯は保険適用される一般的に行われている虫歯治療方法です。保険適用されるため、他の素材よりも安く治療を受けらことや壊れにくいメリットはありますが、それ以上のデメリットがあります。

銀歯には金属を使用しますが、金属を歯の形にしっかりと合うように配慮をしていても、どうしても金属と歯の間にすき間ができます。そのすき間は30ミクロンほどとわずかなのですが、このわずかなすき間に口の中に棲みつく雑菌が入り込んでしまいます。

 

金属と歯のすき間を歯ブラシで清潔にすることはできず、金属と歯の間で雑菌が繁殖をして虫歯が進行をします。金属のかぶせものを取ると虫歯で歯が真っ黒になっているということは珍しくありません。
虫歯が進行をしたら金属を取り外して虫歯を削り、再度新しい金属をかぶせることになります。この繰り返しで歯を失ってしまうことがあります。

また、体への影響も心配されています。
銀歯にはアマルガムという金属が使用されています。アマルガムには水銀が含まれており、食べものや唾液などによって次第に水銀が溶けだし、体の中に取り込んでしまうことになります。水俣病を引き起こした有機水銀のメチル水銀とは別の無機水銀のアマルガムですが、日本抗加齢学会などが健康への影響を危険視しています。

そして、もともと金属アレルギーを持っていない人でも、口の中で溶けだした金属を摂取し続けて体内に蓄積することで金属アレルギーを引き起こす心配もあります。

親知らずって何??

2019年08月05日

親知らず、という歯をご存じでしょうか。親知らずは、大臼歯と呼ばれる奥歯の中でも一番奥に位置している歯のことを指します。正式名称は「第三大臼歯」であり、別名としては智歯(ちし)とも呼ばれます。

なぜ親知らずという名称になったかを説明します。一般的に永久歯が15歳前後で全て揃うのに対し、この親知らずは生える時期が20歳前後であり、親が知ることなく生えてくる歯であるからだと言われています。

全ての人が上下左右の4本生えるのではなく、すべて生えそろわないこともあります。また、約4人に1人はまったく生えることなく親知らずとは無縁に過ごす人もいます。

大昔の人間は硬い食べ物をかみ砕く必要があり、親知らずはその名残だともされています。

正常な方向を向いて生えていれば、放置していても問題はありません。斜めにならずまっすぐ生えており、茎が覆いかぶさず、親知らずが上下でしっかり噛み合わさっていれば日常生活が出ることはありません。

しかし親知らずは、直立せずに斜めや横方向を向いて生えている場合があります。

噛み合わせが悪くなるだけでなく、隣の大臼歯に当たって痛みを生じることや、隙間ができることによりそこから菌が入り込んで歯周病の原因となる場合があります。

 

放置しておくと悪化する可能性もあるので、早めの抜歯をお勧めします。

歯ぐきの下に埋もれているケースや横向きになっているケースでは抜歯にやや時間がかかりますが、今後のことを考えると抜いておくことを推奨します。