ブログ・ドクターコラム

虫歯とは?原因から予防まで

2019年04月15日

虫歯とは、簡単に言うと口の中にいる様々な細菌が作り出す酸によって、歯が溶かされる病気のことです。歯学では、正式には「う歯」といいます。

原因は、歯の表面に付着した歯垢です。歯垢とは、歯の表面に付着した食物のかすや細菌のことをいいます。この歯垢が付いている状態で、細菌の栄養となる糖分を頻繁に摂取すると、歯垢の中の微生物によって酸が作られます。

 

つまり、生活習慣によって、できやすい状態の人とそうでない人がいます。

 

歯垢は、食後およそ4~8時間ほどで作られてしまうので、虫歯予防には毎食後の歯磨きが非常に大切です。
虫歯の症状は、痛みを感じたり、冷たいものや甘いものが染みたりします。

 

しかし、初期段階の、歯の表面を覆うエナメル質内ににとどまっている虫歯の場合、何も症状がありません。そのため、症状のないうちに虫歯が進行していることもあります。

虫歯の診断は、歯の表面に穴が開いてないかチェックしたり、レントゲン写真を確認することで行います。また、レーザーを用いることによって診断する方法もあります。
虫歯は日常生活で気を付けることによって予防できます。

 

食後の歯ブラシを励行することが大切です。

更に、歯間ブラシや糸ようじを使って、歯ブラシが届かない隙間のケアもしっかり行うことが有効な虫歯予防になります。

歯肉炎を放置しておくと、歯を失うことになるかも?

2019年04月08日

歯肉炎とは、文字通り、歯肉(歯茎)に炎症がある状態のことです。

歯茎が赤く腫れたり、歯磨きの時に歯茎から出血したり、といった症状が現れます。

 

歯肉炎は痛みを伴うことが少ないため、気が付かないことが多く、症状が進行してしまうこともあります。

歯茎の腫れがひどくなると歯と歯茎の間に隙間ができ、そこに細菌が入り込んで、ますます炎症が進む、という悪循環に陥ります。

 

さらに悪化すると、歯を支えている歯槽骨が溶けてしまう歯周病へと進行します。歯周病になると、最悪の場合、歯を失うという結果になりかねません。

歯茎からの出血は歯肉炎のサインなので、早めに対処する必要があるのです。
歯肉炎が起きる最も大きな原因は、歯と歯の隙間や、歯と歯茎の間に付着するプラーク(歯垢)です。

 

プラークは、いわば細菌の塊です。この細菌が歯肉に侵入することで、炎症が起こるのです。
プラークは粘着性が強く、一度付着すると、うがいをした程度では決して綺麗になりません。

 

歯にこびり付いたプラークは、時間がたつと固くなり、歯石になります。

歯石になると、歯ブラシでは落とすことができなくなり、歯石が細菌の温床となって症状が進み、ついには歯周病へと進行するというわけです。

歯肉炎の予防で大切なのは、丁寧に歯を磨くことです。

歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使うことで、プラークを落とすことができます。
また、定期的に歯科医院に通ってチェックをしてもらい、口腔ケアを習慣づけることも大切です。

小児矯正は保険控除になるのか?

2019年04月01日

小児矯正とは歯並びをきれいに整える、医療行為の一種です。

小学校入学前もしくは小学生くらいのお子さんに対して行われる矯正に対して使われる言葉です。

 

一般的な歯医者で治療を受けることができますが、その費用は保険控除の対象になるのか、ならないのかによって変わってきます。

保険控除とは通常の医療費に対し、3割負担で済む公的な制度のことです。

しかし、矯正治療は多くの場合で自由診療に該当します。

 

自由診療だと10割負担となるため、多額の費用が必要になってしまいます。

ところが、小児を対象とする矯正の場合、厚生労働省が定めた基準に当てはまることが多いため、保険で安く治療を受けられるケースも珍しくありません。

 

咬合異常が認められること、顎変形症の手術で矯正が必要だと判断された場合などが当てはまります。

子供に対する歯科矯正の殆どが噛み合わせを良くする目的であるため、美容目的のみでなければ保険で治療できると判断して良いでしょう。

 

また、医療費控除の対象に関してもほぼ同様だと思って大丈夫です。

医療費控除とは、税の申告の際に払いすぎた分が還付される制度です。

控除の対象は、矯正をはじめとする必要な歯科治療の全費用と、通院のために支払った交通費です。

 

但し、交通費についてはバスや電車などの公共交通機関の利用が対象で、自家用車のガソリン代は医療費控除が適用されません。